10月でも間に合うプランター野菜12選|初心者向け
10月でも間に合うプランター野菜を探していると、「今から種をまいて収穫できるの?」「10月下旬では遅いかな?」と迷いますよね。秋は気温が下がっていくため、春夏の家庭菜園とは野菜の選び方が少し違います。
10月に植える野菜には、年内から冬に収穫する小松菜や水菜、ほうれん草、ラディッシュのほか、冬越しして翌春に収穫するニンニクやタマネギもあります。10月に種まきできる野菜と苗から始める野菜を分けて考えると、初心者でも選びやすくなりますよ。
この記事では、すぐ収穫できる野菜、10月下旬に植える野菜、11月でも間に合う野菜、秋冬野菜のプランター栽培を分かりやすく整理します。宮城や東北でベランダ菜園を始めたい方にも役立つよう、時期別の選び方や防寒対策まで紹介します。
- 10月から育てられるおすすめ野菜12選
- 年内収穫と翌春収穫の違い
- 宮城や東北での種まき時期
- プランター栽培の基本と失敗対策
10月でも間に合うプランター野菜12選
10月から始められる野菜は、短期間で育つ葉物・小型根菜と、冬を越して翌春以降に収穫する野菜に分けられます。
同じ10月でも、上旬と下旬では気温や日照時間が違います。まずは「年内に食べたいのか」「翌春まで育てたいのか」を決めると、あなたに合う野菜を選びやすくなりますよ。
- 栽培する地域が寒冷地・中間地・暖地のどこに当たるか
- 10月上旬・中旬・下旬のいつ始めるか
- 年内収穫と翌春収穫のどちらを目指すか
- 種袋や苗ラベルの地域別栽培時期に合っているか
年内に収穫できる葉物野菜
10月から年内または冬の収穫を狙うなら、生育の早い葉物野菜が中心です。根を大きく太らせる必要がなく、若い葉や小株でも食べられるため、限られた栽培期間を活用できます。

特に育てやすいのは、小松菜、水菜、ほうれん草、春菊、リーフレタスです。気温が下がるほど生育は遅くなるので、袋に書かれた収穫日数だけで判断せず、葉の大きさや柔らかさを見て収穫しましょう。
| 野菜 | 始め方 | 収穫までの一般的な目安 | 最終株間の目安 | 育て方のポイント |
|---|---|---|---|---|
| 小松菜 | 種 | 約30~50日 | 4~6cm | 間引き菜から利用できる |
| 水菜 | 種 | 小株で約30~45日 | 5~10cm | 大株を待たず小株で収穫する |
| ほうれん草 | 種 | 約40~70日 | 5~7cm | 耐寒性のある秋冬用品種を選ぶ |
| 春菊 | 種 | 約40~60日 | 5~15cm | 種へかける土を厚くしすぎない |
| リーフレタス | 種・苗 | 約30~60日 | 15~20cm | 10月中旬以降は苗が育てやすい |
小松菜は発芽しやすく、草丈20~25cmほどで収穫できます。大きくなるのを待たず、間引いた若い株を汁物や炒め物に使えるのも魅力です。初めて一種類だけ育てるなら、小松菜はかなり取り組みやすいかなと思います。
水菜はプランターで大株にすると場所を取るため、株間をやや狭くして小株で収穫すると扱いやすいですよ。乾燥させすぎると茎や葉が硬くなりやすい一方、いつも土が湿っていると根が傷むので、表土の乾き具合を確認します。
ほうれん草は冷涼な気候を好みますが、酸性に傾いた土では育ちにくい野菜です。古い土を再利用する場合は、自己判断で石灰を大量に加えず、土の状態を確認してから調整してください。
春菊やリーフレタスは、強い霜が何度も当たると葉先が傷みます。宮城や東北で10月に始める場合は、早生品種を選び、寒くなる前に不織布を用意しておくと安心です。
種を選ぶときのコツ:商品名だけで決めず、種袋の「秋冬まき」「耐寒性」「早生」「小株どり」という表示を確認しましょう。複数の葉物を少量ずつ育てたい方には、秋まき用の種セットも便利です。
早く収穫できる根菜とベビーリーフ
収穫までの早さを重視するなら、ベビーリーフ、ラディッシュ、小カブが候補です。

ベビーリーフは葉が小さい段階で収穫でき、ラディッシュと小カブは大型の根菜ほど長い生育期間を必要としません。
| 野菜 | 収穫までの一般的な目安 | 容器の深さ | 株間の目安 | 10月栽培の注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ベビーリーフ | 約20~40日 | 10~15cm以上 | 密植可能 | 寒くなると再生が遅くなる |
| ラディッシュ | 約25~40日 | 15~20cm以上 | 3~5cm | 秋冬は収穫まで長くかかる |
| 小カブ | 約45~60日 | 20~25cm以上 | 8~12cm | 遅まきでは小さめに収穫する |
ベビーリーフは、レタス類、水菜、ルッコラ、からし菜などを若い葉の状態で収穫します。深さ10~15cm程度の容器でも始めやすく、草丈10~15cmほどになった葉から切り取れます。株元を残すと再び伸びることもありますが、低温期は再生がゆっくりです。
ラディッシュは二十日大根とも呼ばれますが、10月にまけば必ず20日で収穫できるわけではありません。気温や日照条件によって30~40日以上かかることがあります。直径2~3cm程度になったものから順番に抜き、収穫遅れによる割れや空洞を防ぎましょう。
小カブは根を傷めないよう、最初から収穫まで育てるプランターへ直接種をまきます。発芽後は一度に大きく間引かず、葉が触れ合うようになった段階で数回に分けて株間を広げてください。
根菜は間引きが重要です。ラディッシュや小カブを密集したまま育てると、葉は伸びても根が丸くなりません。もったいなく感じても、最終株間を確保することが収穫への近道ですよ。
翌春に収穫する越冬野菜
10月でも間に合うという言葉には、年内に収穫できるという意味だけでなく、10月に植えて冬越しし、翌春から初夏の収穫に間に合わせるという意味もあります。

越冬栽培の代表は、ニンニク、タマネギ、イチゴ、エンドウです。植え付け後すぐには収穫できませんが、冬の間に根を張り、暖かくなると再び生育します。
| 野菜 | 10月に行う作業 | 収穫時期の目安 | 容器の深さ | 主な注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ニンニク | 種球を植える | 翌年5~6月頃 | 20cm以上 | 地域に合う品種を選ぶ |
| タマネギ | 苗を植える | 翌年5~6月頃 | 20cm以上 | 根元を深く埋めすぎない |
| イチゴ | 苗を植える | 翌春~初夏 | 20cm前後 | クラウンを土に埋めない |
| エンドウ | 種まき・苗植え | 翌年4~6月頃 | 25~30cm以上 | 大株になる前に越冬させる |
ニンニクは種苗用の健康な種球を使い、一片ずつ分けて尖った側を上にして植えます。植え付けの深さは3~5cm、株間は10~15cm程度が一般的な目安です。食用として販売されているニンニクではなく、栽培地域に合った種球を選びましょう。
タマネギは、10月下旬から11月にかけて苗を植える地域があります。極端に細い苗や太すぎる苗を避け、白い根元部分を深く埋めすぎないのがポイントです。植え付け時期は地域差が大きいため、苗の販売時期とラベルの表示を優先してください。
イチゴは株元のクラウンを埋めると生育不良につながりやすいため、クラウンが土の上に見える高さで植えます。ランナーの跡をプランターの内側へ向けると、果実が外側へ垂れやすくなり、春の収穫や観察もしやすくなりますよ。
エンドウは冬までに大きくしすぎると寒さの影響を受けやすくなります。宮城県内でも沿岸部と山沿いでは条件が違うため、寒さの厳しい地域では秋まきにこだわらず、春まきが適する場合もあります。
10月上旬・中旬・下旬の選び方
10月のプランター栽培は、ひと月をまとめて考えないことが大切です。上旬と下旬では日照時間や最低気温が変わり、同じ日にまいた種でも発芽や生育に差が出ます。

| 開始時期 | 中間地・暖地の候補 | 宮城・東北の考え方 |
|---|---|---|
| 10月上旬 | 小松菜、水菜、ほうれん草、春菊、小カブ、ラディッシュ | 葉物と小型根菜の重要な種まき時期 |
| 10月中旬 | 生育の早い葉物、ラディッシュ、苗植え野菜 | 小松菜、ほうれん草、水菜などに絞る |
| 10月下旬 | 耐寒性葉物、苗植え、越冬野菜 | 年内収穫より越冬栽培を中心にする |
| 11月以降 | 地域に合う耐寒性葉物と越冬野菜 | 屋外では発芽と生育がかなり遅くなる |
10月上旬なら年内収穫の選択肢が比較的多く、小松菜、水菜、ラディッシュ、小カブ、春菊などを始められます。ただし、小カブや春菊は地域によって適期の終盤になるため、早生品種を選ぶと安心です。
10月中旬になると、早く育つ葉物と小さな段階で収穫できる野菜が中心になります。リーフレタスは種からではなく苗から始めるなど、残された生育期間を考えた選び方が必要です。
10月下旬は、年内に大きく育てることへこだわらず、小松菜や水菜を小株で収穫する方法があります。ニンニク、タマネギ苗、イチゴ苗など、翌春以降に収穫する野菜へ切り替えるのも現実的ですよ。
9月から11月までの野菜を比較したい方は、秋に植える野菜のプランター栽培ガイドも参考にしてください。

宮城・東北で間に合う野菜
宮城や東北では、全国向けの栽培カレンダーをそのまま当てはめると、寒くなるまでに十分育たないことがあります。宮城県内でも、仙台周辺や沿岸部、柴田町を含む県南、県北、内陸部、山沿いでは初霜や最低気温が違います。

宮城県南部や仙台周辺の平地で10月上旬に始めるなら、小松菜、ほうれん草、水菜、ラディッシュ、ベビーリーフ、小カブ、春菊、リーフレタスの苗などが候補です。
10月中旬以降は、小松菜、ほうれん草、水菜の小株どり、ベビーリーフ、ラディッシュなど、生育が早いものへ絞ります。ニンニク、タマネギ苗、イチゴ苗などの越冬野菜も選びやすい時期です。
宮城・東北の10月下旬は、種をまけば必ず年内に収穫できる時期ではありません。小カブ、春菊、チンゲンサイなどは十分な大きさにならない可能性があるため、小さく収穫するか、不織布や簡易トンネルで保護します。
プランターは畑より土の量が少なく、外気温の影響を受けやすい特徴があります。日中は日当たりのよい場所へ置き、冷たい風が強く当たる場所を避けましょう。持ち運べる大きさなら、強い冷え込みが予想される夜だけ軒下へ移動する方法もあります。
10月栽培へつなげる9月の準備や地域差は、宮城で9月に植える野菜と種まき時期でも詳しく整理しています。

10月でも間に合うプランター野菜の育て方
野菜と開始時期が決まったら、プランター、培養土、種まき、防虫、防寒の順に準備します。10月は気温が下がる一方で、アオムシやヨトウムシなどが活動している時期でもあります。
難しい作業を増やすより、野菜に合う深さの容器を使うこと、発芽まで乾かさないこと、早めに防虫ネットをかけることを意識しましょう。この3点だけでも失敗をかなり減らせますよ。
初心者向けプランターと土の選び方
プランターは横幅だけでなく、深さと土の容量を確認します。

葉物野菜は比較的浅い容器でも育ちますが、根菜や越冬野菜にはある程度の深さが必要です。
| 容器の深さ | 育てやすい野菜 | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| 10~15cm以上 | ベビーリーフ | 排水穴があり管理しやすい容器を選ぶ |
| 15~20cm以上 | 小松菜、水菜、ほうれん草、春菊、リーフレタス、ラディッシュ | 葉物や小型根菜に使いやすい |
| 20~25cm以上 | 小カブ、ニンニク、タマネギ、イチゴ | 根を張るための深さを確保する |
| 25~30cm以上 | エンドウ、ソラマメ、ミニダイコン | 土の量と転倒しにくさも確認する |
初心者は、元肥が配合された野菜用培養土を使うと管理しやすくなります。プランターの縁いっぱいまで土を入れず、上から2~3cmほど空けておくと、水やりの際に土が流れ出にくくなります。
排水穴が鉢底石や土で完全にふさがれないようにし、プランターの下へ水が抜ける状態を作ります。受け皿を使う場合も、水をためたままにしないでください。
古い土を再利用する場合は、残った根、枯れ葉、幼虫などを取り除きます。病気が発生した土を同じ科の野菜へそのまま使うのは避けた方が安心です。土の再生材を使う場合も、商品の使用量を守りましょう。
最初にそろえたい基本資材:野菜に合う深さのプランター、野菜用培養土、細かな水が出るジョウロ、防虫ネット、不織布があると始めやすいですよ。セット商品を選ぶ場合も、プランターの深さと土の容量を確認してください。
種まきと苗植えの使い分け
10月は、すべての野菜を種から育てる時期ではありません。

収穫までの期間が短い葉物や移植を嫌う根菜は種から、株が育つまでに時間のかかる野菜は苗から始めると成功しやすくなります。
| 始め方 | 向いている野菜 | 理由 |
|---|---|---|
| 種から | 小松菜、水菜、ほうれん草、ベビーリーフ、春菊 | 発芽後の生育が比較的早い |
| 直まき | ラディッシュ、小カブ | 移植時に根を傷めると形が乱れやすい |
| 苗から | リーフレタス、イチゴ、タマネギ | 低温期までの生育時間を短縮できる |
| 種球から | ニンニク、わけぎ | 栽培用の健康な種球を植える |
種は深く埋めすぎないことが基本です。
種の大きさや性質に合わせて薄く土をかけ、種まき後は細かな水で静かに湿らせます。勢いよく水をかけると種が流れたり、一か所へ集まったりするので注意しましょう。
春菊やレタス類は発芽に光が必要な好光性種子です。
土を厚くかけると発芽がそろいにくいため、種が乾燥しない程度に薄く覆います。一方、発芽するまで土を完全に乾かすのも失敗の原因です。
発芽したら、重なった苗や極端に弱い苗から間引きます。
本葉が増えた段階でもう一度間引き、最終的に野菜ごとの株間を確保してください。間引き菜を食べられる野菜なら、無駄なく楽しめますよ。
10月中旬以降の判断:種からでは収穫までの期間が不足しそうな場合は、リーフレタスやイチゴなど、状態のよい苗へ切り替えましょう。早く植えることより、地域と時期に合った方法を選ぶことが大切です。
日当たり・水やり・肥料の基本
秋冬のプランターは、1日4~6時間以上の日が当たる場所を目安に置きます。

夏に日当たりがよかったベランダでも、秋冬は太陽の位置が低くなり、建物や手すりの陰へ入ることがあります。
日照不足になると、葉が薄くなったり、茎がひょろ長く伸びたりします。午前中から日が当たる場所を優先し、プランター同士を密着させず、葉へ光と風が届くように並べましょう。
水やりは表土を見て判断する
水やりは毎日決まった回数で行うのではなく、土の表面が乾いてから、朝にプランターの底から流れる程度まで与えます。
10月は夏より土が乾きにくくなるので、夏と同じ頻度で水を与えると過湿になりやすいですよ。
発芽するまでは土を乾かしすぎないようにしますが、発芽後は常に湿った状態を避けます。
夕方以降の水やりは、夜間に土が冷えたり、葉が濡れたままになったりすることがあるため、基本は朝がおすすめです。
ラディッシュや小カブは、乾燥した後に急に大量の水を吸うと裂根しやすくなります。極端な乾燥と過湿を繰り返さず、なるべく安定した水分を保ちましょう。
肥料は多ければよいわけではない
元肥入りの野菜用培養土を使う場合、種まき直後の追加肥料は通常必要ありません。ベビーリーフやラディッシュなど、短期間で収穫する野菜は、元肥だけで収穫できる場合もあります。
小松菜、水菜、春菊などは、生育途中で葉色が薄くなったり、明らかに生育が鈍ったりしたときに少量追肥します。肥料を多く与えすぎると葉が軟らかく伸び、病害虫や根傷みの原因になることがあります。
ニンニクやタマネギなどの長期栽培では、冬から春に追肥する方法があります。ただし、追肥時期と量は品種、培養土、肥料の成分、地域によって異なるため、商品表示を優先してください。
水やりや肥料、収穫時期による味の違いは、プランター野菜がおいしくない原因と改善方法でも確認できます。

防虫ネットと寒さ対策
涼しくなった10月でも、害虫対策は必要です。
特に小松菜、水菜、ラディッシュ、小カブなどのアブラナ科には、アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、キスジノミハムシなどが付きます。

葉が食べられてからネットをかけても、内側に卵や幼虫が残っていることがあります。防虫ネットは種まき直後または苗を植えた直後に設置するのが基本です。
- ネットの裾を土や留め具でしっかり閉じる
- 葉がネットへ強く触れないよう支柱で空間を作る
- 水やりや間引きの際に葉裏も確認する
- 破れや隙間を見つけたら早めにふさぐ
- ネット内で害虫を見つけたら取り除く
防虫ネットと不織布は役割が少し違います。
防虫ネットは害虫の侵入防止が中心で、不織布は軽い防寒、乾燥防止、霜よけに使いやすい資材です。寒さと虫の両方が気になる時期は、天候と野菜の状態に合わせて使い分けましょう。
簡易トンネルは昼間の換気が必要
支柱と透明ビニールで簡易トンネルを作ると、冷たい風や霜から野菜を守りやすくなります。ただし、密閉したままでは晴れた昼間に内部温度が上がりすぎたり、結露で病気が出たりすることがあります。
晴れた日は裾を開けて換気し、夕方に閉じます。
プランターを南向きの壁際や軒下へ移動する方法もありますが、雨が当たらない場所では土の乾燥を忘れずに確認してください。
秋冬栽培でそろえたい資材:細かな目合いの防虫ネット、軽い不織布、トンネル支柱、固定クリップがあると管理しやすくなります。購入するときは、プランターの幅と高さを測り、裾まで十分に覆えるサイズを選びましょう。
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失敗しやすい原因と対処法
10月のプランター栽培で失敗する原因は、野菜の選び方だけではありません。

深まき、間引き不足、水の与えすぎ、日照不足、防寒の遅れなど、いくつかの小さな原因が重なって生育が止まることもあります。
| 症状 | 考えられる原因 | 主な対処法 |
|---|---|---|
| 発芽しない | 低温、乾燥、深まき、古い種、過湿 | 種袋の適温を確認し、覆土と水分を見直す |
| 苗がひょろ長い | 日照不足、密植、肥料過多 | 日当たりへ移し、早めに間引く |
| 根菜が太らない | 株間不足、浅い容器、窒素過多 | 適切な株間と深さを確保する |
| 葉に穴が開く | アオムシ、コナガ、ヨトウムシなど | 葉裏を確認し、防虫ネットを設置する |
| 苗が根元から倒れる | 過湿、風通し不足、立枯病 | 水やりを控え、混み合った苗を間引く |
| 葉先が黒くなる | 霜、凍結、強風、乾燥 | 不織布や軒下で保護する |
| 生育が止まる | 気温低下、日照不足、根詰まり | 保温と置き場所を見直す |
| 根が割れる | 乾燥後の急な水やり、収穫遅れ | 水分を安定させ、適期に収穫する |
発芽しないときは、すぐに肥料を与えないでください。
発芽には水分、温度、空気が必要ですが、肥料を増やしても発芽条件は改善しません。種をまいた深さ、土の乾燥、排水状態、気温を順番に確認しましょう。
葉物が混み合うと、日光と風が株元まで届かず、徒長や病気が起こりやすくなります。間引きは元気な株を選び、残すための作業です。根が絡んでいる場合は、無理に引き抜かず、地際をハサミで切ると残す株を傷めにくくなります。
生育が遅いと不安になりますが、低温期には自然に成長速度が落ちます。肥料不足と決めつけて追肥を重ねるより、日当たり、最低気温、土の湿り具合を先に確認してください。
10月からの栽培に向かない野菜もあります。
トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、枝豆などの夏野菜を、通常の屋外プランターで10月から新しく育てるのは難しいです。
大型のハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、大根も、宮城や東北では種から始めるには遅い場合があります。
よくある質問(FAQ)
A. 早さを優先するなら、ベビーリーフ、ラディッシュ、小松菜、水菜が候補です。適した気温なら20~40日前後から収穫できますが、10月後半や寒冷地では日数が長くなります。大きさにこだわらず、若い葉や小株で収穫すると早く楽しめますよ。
A. 中間地や暖地では、小松菜、ほうれん草、水菜、ベビーリーフ、ラディッシュなどが候補です。宮城・東北では年内収穫が不安定になるため、耐寒性品種、小株どり、不織布の利用を組み合わせます。ニンニクやタマネギ苗など、翌春収穫の野菜へ切り替える方法もあります。
A. 暖地では耐寒性のある小松菜やほうれん草をまける場合があります。寒冷地の屋外プランターでは発芽と生育がかなり遅くなるため、タマネギ苗、ニンニク、エンドウ類などの越冬栽培が中心です。地域別の栽培表示を確認してください。
A. 小松菜、水菜、ほうれん草、ラディッシュ、小カブは種から始めやすい野菜です。リーフレタス、イチゴ、タマネギは、10月中旬以降なら苗から始める方が収穫へつながりやすくなります。ラディッシュや小カブなどの根菜は、移植せずプランターへ直接まきましょう。
A. 一般住宅の室内は、暖かくても光量が不足しやすい場所です。日照不足によって苗がひょろ長くなることもあります。寒さに強い葉物なら、日当たりのよい屋外の軒下で不織布を使った方が健全に育つ場合があります。室内栽培では、日当たりのよい窓辺や植物育成ライトが必要です。
A. 育てやすさと料理への使いやすさを重視するなら小松菜がおすすめです。収穫の早さならベビーリーフやラディッシュ、寒さへの強さなら秋冬用品種のほうれん草が候補になります。あなたが食べたい野菜を選ぶことも、栽培を続ける大切なポイントですよ。
10月でも間に合うプランター野菜まとめ
10月でも間に合うプランター野菜は、収穫時期によって選び分けることが大切です。
年内から冬に収穫するなら、小松菜、水菜、ほうれん草、春菊、リーフレタス、ベビーリーフ、ラディッシュ、小カブが育てやすい候補です。
翌春から初夏の収穫を目指すなら、ニンニク、タマネギ、イチゴ、エンドウを検討できます。
10月下旬以降や宮城・東北では、年内収穫だけにこだわらず、苗や種球から始める越冬野菜へ切り替えると無理がありません。
- 年内収穫と翌春収穫を分けて考える
- 10月上旬・中旬・下旬で野菜を選び直す
- 根菜は直まきし、適切な株間まで間引く
- アブラナ科は種まき直後から防虫する
- 宮城・東北では早めに不織布を準備する
- 種袋や苗ラベルの地域別適期を優先する
初めてなら、小松菜、ベビーリーフ、ラディッシュの中から一つ選ぶと始めやすいかなと思います。
複数を育てる場合も、一度に大量にまかず、1~2週間ほどずらして少量ずつまくと、収穫時期を分散できますよ。
栽培日数、株間、肥料量などの数値は、品種や気温、栽培環境によって変わる一般的な目安です。
購入した種や苗の表示を優先し、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
野菜関連おすすめ記事
宮城の家庭菜園や土づくりについて詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。栽培場所や育てたい野菜に合う内容から確認してみましょう。




10月でも間に合うプランター野菜は、害虫対策と寒さへの備え、気温に合わせた水やりが成功のポイントです。
- 防虫ネットはアオムシやヨトウムシなどの害虫対策。
- 不織布は発芽直後の乾燥や霜、冷たい風への対策に役立ちます。
- 苦土石灰は、古い土を再利用し、土壌酸度が酸性に傾いている場合に使用してください。
10月のプランター野菜で準備したい資材
最初に優先したいのは防虫ネットです。不織布は発芽直後の乾燥や霜、冷たい風への対策に役立ちます。苦土石灰は土壌pHを確認し、必要な場合だけ使用してください。
苦土石灰はすべてのプランターに必要な資材ではありません。新しい野菜用培養土には酸度調整済みの商品もあります。古い土へ使用する場合は、土壌pHと商品の使用量を確認してください。
苦土石灰は、すべてのプランターに必要な資材ではありません。新しい野菜用培養土には石灰分が調整されている商品も多いため、追加せずに使用できる場合があります。
古い土へ使用する場合は商品の表示を確認し、小カブ、小松菜、ほうれん草などを植える前に適量を混ぜましょう。



