冬の花

正月飾りシダ植物の基本:裏白とヒカゲノカズラの縁起と使い方

sakumiyagi
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
PVアクセスランキング にほんブログ村

正月飾りシダ植物って検索すると、裏白の意味は?鏡餅の飾り方はこれで合ってる?しめ縄の裏白の向きや付け方は?…みたいに、気になるポイントが一気に出てきますよね。

しかも、調べれば調べるほど「地域差がある」「家のやり方がある」って話も出てきて、結局どれが正解なの?ってモヤっとしがち。ここ、気になりますよね。

この記事では、羊歯や歯朶と呼ばれる理由も含めて、夫婦円満や長寿の縁起物としての考え方、さらにヒカゲノカズラと掛け蓬莱の話まで、あなたが迷いがちなところをスッと整理していきます。

読み終わるころには、正月飾りの裏白を「なんとなく付いてる葉っぱ」じゃなくて、意味を分かった上で気持ちよく飾れるようになりますよ。

この記事で分かること
  1. 裏白が正月飾りに使われる理由
  2. 羊歯・歯朶の意味と呼び名の由来
  3. 鏡餅としめ縄での飾り方のコツ
  4. 玄関に飾るときの注意点と組み合わせ

正月飾りに使うシダ植物とは

正月飾りのシダ植物といえば、まずは裏白。地域によってはヒカゲノカズラも登場します。ここでは「何を、なぜ、どう使うのか」を、植物目線でわかりやすくまとめます。

正月飾りって、派手にしようと思えばいくらでも盛れます。でも、実は“素材の意味”を知ったほうが満足度が上がるんですよ。飾りを見たときに「これにはこういう願いがある」って分かると、ちょっと背筋が伸びるというか、迎春の気持ちが整います。

裏白とは?意味と由来

正月飾りのシダ植物として最も定番なのが裏白です。名前の通り、葉の表は濃い緑、裏は白く見えるのが特徴で、この「白さ」が清らかさや潔白のイメージにつながります。鏡餅の下に敷かれていたり、しめ縄に差し込まれていたりしますよね。

裏白が縁起物として扱われる理由は、いくつかの“見た目の分かりやすさ”にあります。まず、葉裏が白い=汚れのない感じがして、神さまを迎える場にふさわしい。次に、葉が左右に分かれて見える=対(つい)で、夫婦や家の繁栄を連想しやすい。さらに、シダは冬でも青さが残るものが多く、枯れきらない雰囲気そのものが「生命力」に見える。こういう“視覚で理解できる縁起”が強いんです。

園芸目線で、縁起の話をいったん「植物の性格」に落とし込むのが好きです。裏白は、冬の野山でも葉が残り、独特の伸び方をする性質が紹介されています。植物としての性格を知ると、「なるほど、だから縁起物になったのかも」と腑に落ちやすいんですよ。(出典:国立科学博物館『ウラジロ』)

もちろん、縁起は信仰や地域文化の積み重ねなので、科学だけで説明できるものではありません。ただ、裏白が“普通の葉っぱ”じゃなくて、昔の人が目を留めた理由を想像しやすくなるのは確かです。

裏白は、見た目が縁起に直結する植物です。葉裏の白さ=清浄、左右対の形=夫婦円満…みたいに、飾りに意味を託しやすいのが強みかなと思います。

裏白は年末に花材として売られていることもありますし、正月飾りセットに入っていることも多いです。もし自分で用意するなら、ポイントはひとつで「新鮮さ」。葉先が乾いて反っているものは、飾った瞬間は良くても、室内の乾燥で一気にカサつきやすいです。葉の色がくすんでいないか、折れや黒ずみがないかを軽く見て、できれば“対になっている”まとまりで選ぶと、飾るときに左右バランスが取りやすいですよ。

羊歯・歯朶の語源

シダ植物は漢字で羊歯と書くことがあります。読みは「しだ」。この字面、初見だとびっくりしますよね。一般的には、小さな葉(小葉)の形が羊の歯に似ていることに由来する、と説明されることが多いです。

ただ、正月飾りを調べていると、もうひとつ歯朶(しだ)という表記も出てきます。裏白の説明や、しめ縄の縁起物を紹介する文脈で見かけがち。ここがややこしいんですが、暮らしの中では「シダ=羊歯」「しだ=歯朶」みたいに、表記が揺れつつも同じ読みで語られていることが多いです。

歯朶の話で面白いのは、昔の縁起の説明って、かなり語呂合わせが強いところです。「歯が垂れる(しだる)」から「齢(よわい)が延びる」みたいな発想が入って、長寿の願いに繋げる説明が語られます。現代の私たちからすると、ちょっとダジャレっぽいんですけど、こういう言葉遊びで願いを形にするのが、行事文化の良さでもあります。

検索していると羊歯と歯朶が混ざって出てきますが、厳密な学術分類の話というより、暮らしの縁起や言葉遊びとして覚えるくらいがちょうどいいです。どっちを使っても“新年に縁起を担ぐシダ”という意味合いはブレません。

ここで大事なのは、表記の違いを追いかけすぎて疲れないことです。あなたが知りたいのは「正月飾りで使うシダ植物は何で、どう飾るのがスムーズか」だと思うので、語源は“豆知識として楽しむ”くらいでOK。もし、地域の神事や家の作法として厳密さが必要なら、そのときは神社や正月飾りの販売元の説明など、公式の案内を確認するほうが確実です。

夫婦円満の縁起物に

裏白が夫婦円満の縁起物と言われるのは、葉が左右対になって見えることが理由としてよく語られます。見た目が「対」なので、夫婦が寄り添うイメージに重ねやすいんですよね。

この話を好きなのは、縁起が“押しつけ”じゃなくて、かなり素直なところです。左右に広がる葉を見て「二人で支え合う感じがする」と感じたなら、そのまま縁起物として成立する。縁起って、突き詰めると「こうありたい」という気持ちの形なので、あなたが納得できるならそれでいいと思っています。

夫婦円満という言葉がピンと来ない人もいますよね。独身の方もいるし、家族の形はそれぞれ。だから裏白の「対」を“家の調和”に置き換えて考えるのがラクかなと思います。家族同士の空気が穏やかで、話し合いができて、健康に一年を回していける。そういう願いを、正月飾りに託すのはすごく自然です。

飾りで一番効くのは、実は左右バランスです。裏白を使うなら、左右が同じくらいに見えるように置くだけで「整ってる感」が一気に出ます。意味の面でも、見た目の面でも、ここが夫婦円満っぽさに直結します。

もし左右の長さが微妙に違って見えるなら、葉先をほんの少し整えるのはアリ。ただ、切りすぎると“自然の勢い”が消えてしまうので、私は「玄関から1歩下がって見たときに気にならない程度」までにしています。気になるところをゼロにしようとすると、逆に手が入りすぎて不自然になることもあるんですよ。

長寿の縁起物として

裏白は長寿の縁起物としても語られます。葉裏の白さが白髪を連想させ、白髪になるまで健やかに、という願いに結びつけられることがあります。縁起の説明としては、とても分かりやすいタイプですよね。

さらに、歯朶や羊歯という呼び名の話と同じ流れで、「歯」や「齢」を重ねて長寿を願う考え方も紹介されます。こういう言葉の連想って、昔の人が新年に何を願ったかを想像させてくれて、私はけっこう好きです。

ただ、ここで注意したいのが、縁起物は医療行為ではないということ。裏白を飾ったから健康になる、という話ではもちろんありません。だから私は、長寿の縁起は「一年の健康を意識するきっかけ」くらいに捉えるのがいちばん気持ちいいと思っています。正月って生活が切り替わるタイミングなので、体調のチェック、食生活のリズム、睡眠、運動などを見直す“宣言”として、縁起物を置く。こういう使い方が現代の暮らしに合います。

縁起や由来には地域差や解釈の違いがあります。正確な情報は、地域の神社や自治体、正月飾りの販売元などの公式案内もあわせて確認してください。体調や健康に関する最終的な判断は、医療などの専門家にご相談ください。

長寿の願いを意識して飾るなら、私は「清潔に整える」ことをおすすめします。例えば、鏡餅の台や敷き紙がヨレていたら軽く整える、ホコリが付きやすい場所なら一度拭く、しめ縄を固定する紐がゆるいなら締め直す。派手な工夫よりも、丁寧な手入れのほうが“健やかさ”に繋がる感じがしますよ。

正月飾りに使うシダ植物以外

裏白以外で、正月飾りに登場しやすいのがヒカゲノカズラです。常緑で冬でも緑が映えることから、生命力や繁栄の象徴として扱われることがあります。裏白ほど全国共通の定番ではないですが、地域や飾りの形式によっては主役級で出てきます。

ヒカゲノカズラと掛け蓬莱

特に掛け蓬莱という飾りの文脈で語られることがあり、地域や流派によっては新年を迎えるしつらえとして大事にされています。掛け蓬莱は、言葉からして“めでたさ”が強いですよね。蓬莱は理想郷・仙境のイメージがあるので、「めでたい世界観を家に招く」みたいな気持ちが乗りやすいです。

園芸目線で言うと、ヒカゲノカズラは「質感が面白い」植物です。シダっぽいけどシダとは少し雰囲気が違って、飾りに入ると一気に和の格が上がります。葉(というか枝状の体)が細かく連なるので、松の線の強さとも相性が良いんですよ。裏白が“面で効く”なら、ヒカゲノカズラは“線で効く”イメージです。

素材見た目の特徴よく使う場面向いている雰囲気
裏白葉裏が白く、面で広がる鏡餅、しめ縄清浄・整った迎春感
ヒカゲノカズラ細い線が連なり、質感が立つ掛け蓬莱、地域飾り渋め・和の格上げ

ヒカゲノカズラは、手に入れやすさが地域で変わります。だから「正月飾りは裏白が正義」と決めつけず、あなたの住んでいる地域で一般的な素材を使うのが自然です。年末の花屋さんや直売所を覗いて、よく並んでいる素材=その土地の“いつもの”なので、迷ったらそこに乗っかるのがいちばんラクですよ。

鏡餅の飾り方と裏白

鏡餅の飾り方で裏白を使う場合は、基本として鏡餅の下に敷くスタイルがよく紹介されます。葉が左右に広がるので、土台としても安定しやすいです。飾り全体の見た目も締まるので、裏白を敷く・敷かないで“正月感”がかなり変わります。

向きについては、白い裏面が見えるようにする説明が多い一方で、地域や家庭の習慣で変わることもあります。私は「見せたい意味」に合わせるのがいちばん納得感があると思っています。清浄を強調したいなら白い面を見せる、見た目の落ち着きで選ぶなら緑を見せる、みたいに。

ただ、神棚や神事と関わる家の決まりがあるなら、そこはそちらを優先してください。正月飾りは“家の作法”の側面もあるので、公式案内や家のルールに合わせるほうが気持ちよく続けられます。

迷ったら、家族で決めたルールを毎年同じにするのがラクです。正月飾りは「整える行為」自体が大事なので、毎年の型があると気持ちが締まります。

鏡餅の見栄えって、実は豪華さより順番です。例えば、台(または敷き紙)→裏白→鏡餅→橙→その他の飾り、という流れで積み上げると、自然と“安定して見える”構成になります。逆に、上を盛りすぎると倒れやすかったり、橙が転がったりしがち。安全面でも、ほどほどが一番です。

  1. 裏白の葉先がバラバラに見える → 葉の根元を軽く揃えて、左右の広がりを整える
  2. 鏡餅がズレる → 台座が滑る場合は、下に滑り止めシートを小さく敷く(見えない位置で)
  3. 橙が不安定 → 小さな和紙や薄い敷き紙で“座り”を作る

なお、鏡餅の台に敷く紙や飾りにはいろいろな説明があります。由来の細部まで厳密に揃えたい場合は、神社や専門店などの公式情報もチェックしてください。最終的にどの形式を採るか迷うなら、地域の詳しい方や専門家に相談するのが安心です。

しめ縄の裏白の向き

しめ縄の裏白の向きは、よく「白い裏側が表にくるように」と説明されます。潔白、裏表のない心、という意味づけに沿う形ですね。しめ縄は玄関に飾ることが多いので、外から見たときに“白さ”が少し見えると、清らかな雰囲気が出やすいです。

ただ、ここも鏡餅と同じで地域の風習や個人の考え方が混ざりやすいところです。どちらが絶対、というより「意味を感じながら丁寧に飾る」ほうが大事、という見方もあります。あなたが「この向きのほうが気持ちいい」と思えるなら、それはあなたの家の正解になっていきます。

神棚や神事と関わる飾り方を厳密に合わせたい場合は、地域の神社の案内や、購入した正月飾りの説明書など公式情報を確認してください。迷うときは無理に断定せず、最終的な判断は専門家に相談するのがおすすめです。

しめ縄は、見る角度が固定されがちです。だから取り付けたあとに一歩下がって正面から確認します。裏白が見えすぎて主張が強いなら少し奥へ、見えなさすぎるなら少し手前へ。これだけで仕上がりが変わります。風で動くのが気になるなら、裏白の軸元を軽く固定して揺れを止めると安定しますよ。

しめ縄の裏白の付け方

しめ縄に裏白を付けるときは、ざっくり言うと「軸元を固定して、葉先の左右バランスを取る」が基本です。差し込み型なら、縄の編み目に軸を差し込んでから、麻紐やワイヤーで軽く留めると安定します。ここ、地味なんですけど、仕上がりの8割が決まるところです。

一般的に手作りするときの流れはこんな感じです。最初に縄を置いて、飾りの主役(例えば橙や水引があるならそれ)を仮置きします。その次に裏白を左右へ差し込んで、葉先の高さを揃える。最後に全体の“顔”が決まってから固定。いきなり固結びすると後から調整できなくなるので、最初は仮止めがコツです。

最初は仮止め、最後に本固定。これだけで失敗率がかなり下がります。裏白は一度固定すると葉の向きが変えにくいので、締める前に正面から見てくださいね。

手作りするときに意識しているのは、正面から見える面積です。玄関に飾るなら、正面から見たときに裏白が少し顔を出すくらいが上品。主役を裏白にしない、というのがコツかなと思います。飾り全体がゴチャつくと“迎春の清々しさ”が薄れるので、余白を残すイメージで。

切り葉の裏白は時間が経つと乾燥して反りやすいので、室内が暖かい場合は特に早めに変化が出ます。直射日光や暖房の風が当たる場所を避けるだけでも持ちが変わります。玄関でも、日当たりの強い南向きドアは乾きやすいので、飾りの位置を少しずらすだけで落ち着くこともあります。

市販のしめ飾りは、素材が加工されているものも多いです。見た目重視か、自然素材重視かで選ぶと失敗しにくいですよ。自然素材は変化も味ですが、早めに乾きやすいので、飾るタイミングも合わせるときれいに保てます。

正月飾りに使うシダ注意点

最後に、飾る場所や相性のいい縁起物まで含めて、実践しやすい形にまとめます。正月飾りは正解探しより、あなたの家に合う形へ落とし込むのがいちばん大事です。

「由来は分かったけど、うちの場合どうする?」の着地点をここで作ります。難しいことは抜きにして、見栄えと安全と気持ちよさ。この3つが揃えば、正月飾りは大成功です。

玄関の飾り方と注意点

玄関は、正月飾りの「見え方」がいちばん効く場所です。しめ縄を飾る場合は、ドアの開閉で擦れない位置に。風が強い地域なら、固定が甘いと落下しやすいので、紐の結び目を一度引き締めておくと安心です。ここは見た目より安全優先でいきましょう。

賃貸物件やマンションだと、共用部の扱いが絡むことがあります。玄関ドアの外側に飾ってOKなのか、フックを付けていいのか、そもそも掲示物が禁止なのか。ここ、意外と差が出ます。飾りたい気持ちは分かるんですけど、トラブルになると新年から気疲れしちゃうので、先に確認するのが正解です。

賃貸物件やマンションの共用部では、飾りの設置ルールがある場合があります。安全面や管理規約の観点から、正確な情報は管理会社や公式案内をご確認ください。最終的な判断に迷う場合は、管理側や専門家に相談するのが安心です。

裏白を使うなら、左右のバランスを整えるだけでグッときれいに見えます。葉先が片方だけ長いと、玄関全体が傾いて見えるので、必要なら葉先を軽く整えるのもアリです。「遠目で見て整ってるか」を基準にします。近くで見て完璧を目指すと、逆にいじりすぎて不自然になることがあります。

固定は、見た目を崩さない範囲で“二重に”しておくと安心です。例えば、しめ縄の輪をフックに掛けるだけじゃなく、裏で補助の紐を一本取るとか。風が強い日は、飾りって想像以上に揺れます。落下して人や物に当たると危険なので、飾る場所と固定は慎重に。安全面の判断に不安がある場合は、無理せずプロに相談してください。

ゆずり葉・南天・橙の意味

鏡餅やしめ飾りは、裏白だけで完成するわけではなく、ゆずり葉、南天、橙などの縁起物が組み合わさって「迎春のストーリー」になります。橙は代々続くイメージ、ゆずり葉は世代交代のイメージ、南天は難を転じる語感…というように、意味づけが語られることが多いです。

いろいろ揃えるのも楽しいんですけど、正月飾りは盛りすぎるとゴチャつきます。だから私は、意味の軸を1つ決めて組み合わせるのが好きです。例えば「家の繁栄」を軸にするなら橙やゆずり葉、そこに裏白で清浄感を足す。「厄を遠ざけたい」を軸にするなら南天を入れて、裏白で整える。こういう感じで、筋が通ると見た目も締まります。

組み合わせの考え方はシンプルでOKです。裏白で清浄、赤い実で華やかさ、柑橘で締める。これだけで迎春感はちゃんと出ます。

南天、千両、万両など赤い実ものは、同じ“赤”でも雰囲気が変わります。南天は枝葉の存在感が強く、千両は実が上に乗って華やか、万両は実が下に垂れて落ち着きが出る。飾りのテイストに合わせて選べばOKで、「縁起がいいから全部」じゃなくても十分めでたいです。

赤い実ものを玄関や室内で映えさせたいなら、記事で南天・千両・万両の見分けや映えるコツをまとめています。正月の花 赤い実は何?映えるコツも参考にしてみてください。

あわせて読みたい
正月の花 赤い実の飾り方ガイド|玄関・リビングで映えるコツ
正月の花 赤い実の飾り方ガイド|玄関・リビングで映えるコツ

縁起物の意味は、地域や家によって語り方が変わります。だから「絶対こう」と断定するより、あなたの家庭や地域の作法に合わせるのが安心です。もし神事に関わる飾り方で迷うなら、正確な情報は神社や自治体、購入した商品の説明など公式情報を確認し、最終判断に迷う場合は詳しい方や専門家に相談してください。

正月飾りに使うシダ植物のまとめ

正月飾りシダ植物の結論はシンプルで、まずは裏白を押さえればOKです。葉裏の白さや左右対の形に、清浄、夫婦円満、長寿などの願いを託して飾る。これがいちばん分かりやすい軸になります。

  1. 裏白正月飾りの定番で、清浄や調和の願いを乗せやすい
  2. 羊歯・歯朶は表記の揺れがあるけど、縁起の豆知識として楽しめばOK
  3. 鏡餅は裏白を敷いて“土台の安定感”を作ると見栄えが決まる
  4. しめ縄は向きよりも、意味を感じて丁寧に整えることが大事

地域によってはヒカゲノカズラや掛け蓬莱の文化もあるので、もし身近にそういう風習があるなら、その土地の形に寄せるのが自然です。年末の売り場やご近所の玄関を見て「この地域はこうなんだな」と分かることも多いので、迷ったら観察もおすすめです。

そして最後に。飾り方や由来は諸説が混ざりやすい分野なので、厳密さが必要な場面では公式情報を確認してください。迷うなら、地域の神社や販売元の案内を見たり、詳しい方や専門家に相談するのがいちばん安心です。

あなたの家に合う形で、気持ちよく新年を迎えましょう。

参考:季節行事と花の関係を広く知りたい場合は、日本の伝統行事と花の関係|季節ごとの風習と象徴する花とはもあわせてどうぞ。

あわせて読みたい
日本の伝統行事と花の関係|季節ごとの風習と象徴する花とは
日本の伝統行事と花の関係|季節ごとの風習と象徴する花とは


おすすめ資材(PR)

2026年 干支飾り うま 馬 玄関置物 風水グッズ 縁起物 午 樹脂製 財運 金運アップ 招財 開運グッズ 商売繁盛祈願 新年 開店祝い 正月飾り 家族 リビングルーム ギフト プレゼント

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!

ABOUT ME
sakumiyagi
sakumiyagi
初心者向けガーデニングブログの運営者
こんにちは!『sakumiyagi-garden』を運営しているsakumiyagiです。 園芸初心者だった私が始めた小さな挑戦が、いつの間にか日常の楽しみになりました。このブログでは、初心者でも安心して楽しめる植物の育て方や家庭菜園のコツ、ちょっとした失敗談も交えてリアルな情報をお届けしています。 植物と向き合う時間が、あなたの毎日を少しでも豊かにできたら嬉しいです!

記事URLをコピーしました