剪定・手入れ方法

梅の木 切ってはいけない?祟り・風水の真相と剪定時期|花芽を守る切り方

sakumiyagi
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梅の木は切ってはいけないって聞くと、迷信や祟りが気になって、剪定していいのか不安になりますよね。しかも風水だと運気が下がるとか、鬼門に関係するとか、庭に植えてはいけないなんて話まであって、頭がこんがらがりがち。

でも実際は、剪定時期がいつなのか、土用は避けるべきか、お祓いやお清めは必要か、そして花芽を落とさず徒長枝をどう切るか――ここを押さえると、梅の木を伐採する必要があるケースも含めて、落ち着いて判断できますよ。

  1. 一般家庭の梅は剪定してOK
  2. 花芽を落とさない時期と切り方が大事
  3. 神社・共有地の木は管理者へ相談

この記事は、縁起の話を否定するためじゃなくて、あなたが安心して庭の手入れを進められるように「現実的な落としどころ」を作るのが目的です。怖い話に引っ張られすぎず、でも気持ちの面も置き去りにせず、ちょうどいいバランスでいきましょう。

この記事で分かること
  1. 梅の木を切ってはいけないと言われる理由の整理
  2. 迷信・祟り・風水と現実的な向き合い方
  3. 花芽を守る剪定時期と切りすぎ回避のコツ
  4. 徒長枝の見分け方と初心者向けの剪定手順

梅の木を切ってはいけない説の真相

ここでは、言い伝えや縁起の話を「怖がらせるため」ではなく、どう受け止めて行動に落とすかを整理します。梅の木を切ってはいけないと言われる背景を知ると、必要以上にビクビクせずに済みますよ。

先に結論っぽいことを言うと、一般家庭の庭木としての梅は、剪定で元気に育つケースが多いです。ただし、神社や地域の信仰と結びついた木は話が別。ここを切り分けるだけでも、判断がグッとラクになります。

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿の意味

このことわざ、梅の木を切ってはいけないの真逆みたいに聞こえますよね。意味はシンプルで、桜は切り口から傷みやすいから慎重に、梅は剪定しないと枝が混んで花や実が減りやすいという話です。

桜って、切り口が大きいと腐朽が進みやすいと言われることが多くて、剪定も「最小限」「切り口をきれいに」が基本になりがちです。

一方で梅は、枝を整理して光と風を通すことが、花芽や実の付き方に直結しやすい。つまりことわざは「切るな」でも「切れ」でもなく、木に合わせて手入れしろという教訓なんですよ。

庭木の相談でよく見るのが、梅を放置して枝がギュウギュウになってる状態です。こうなると、枝が内側へ伸びて影を作り、内側の芽が弱くなります。

花も実も、外側のほんの一部だけに偏りやすいです。さらに、枝が擦れ合って樹皮が傷むと、そこから病害虫の入口になりがち。ここ、地味だけど痛いポイントですよね。

梅の剪定って、バッサリ短くするイメージを持たれがちなんですが、初心者ほどおすすめなのは間引きです。枝を短くするより、不要な枝を根元から抜いて「風の通り道」を作る。これだけで樹の表情が変わって、翌年の花つきも安定しやすいです。

ことわざ通り、梅は「切らない勇気」より「切り方のコツ」を覚える方が安定かなと思っています。

メモ:剪定=短くするだけじゃなく、不要枝を間引いて「風の通り道」を作る作業です。梅は特にこの発想が効きます。

剪定で迷いがちな行動おすすめの考え方理由
とりあえず短くするまずは間引き枝数が増えて逆に混むのを防ぐ
外側だけ切って整える内側の混み枝を抜く光と風が通り、病害虫リスクが下がる
一気にスッキリさせる数年計画で少しずつ花芽や樹勢の急変を避けられる

梅の木の迷信と祟りの話

梅の木を切ってはいけないと言われる理由の一つが、昔からの自然信仰です。大きな木や古い木には神様が宿る、と考えられてきました。だから「切ったら祟りが…」みたいな話が残りやすいんですよね。

こういう話って、だいたい「大事にされてきた木」「目立つ場所の木」「みんなが見てる木」で起こりやすいです。例えば、地域の集会所の前、古い家の門かぶり、神社の境内、学校の敷地など。そこを誰かが切って、偶然体調を崩したり、たまたま不運が続いたりすると、物語として残りやすいんですよ。

しかも「切った人が悪いことをした」という構図は、共同体のルールとしても機能しやすい。勝手に切るな、許可を取れ、敬意を払え――そういうメッセージが、祟りという強い言葉に置き換わって伝わることがあります。

ただ、ここで大事なのは切る切らないよりも、その木がどういう立ち位置の木なのかです。たとえば神社の境内、氏神様に関わる場所、地域で守ってきた木などは、単なる庭木とは扱いが違います。そこを個人の判断で切ると、縁起以前に、周りとの関係がこじれる原因になりやすいです。

一方で、一般家庭の庭の梅なら、迷信として恐れるより、暮らしの安全や木の健康を優先してOK。もし気になるなら、後半で話す「お清め」みたいに、気持ちの区切りを作るのが現実的です。

「迷信を信じるかどうか」を白黒で決めるより、自分の心が落ち着く手順を用意してから作業すること。

たとえば、剪定する日の朝に庭を片づける、道具を清潔にする、剪定後に落ち葉や枝を早めに処分する。こういう“整える行為”は、気持ちの面でもかなり効きますよ。

迷信に振り回されないコツ
  1. 木の場所と由来を確認して「特別な木」か見極める
  2. 不安が残るなら、お清めや感謝で気持ちに区切りを作る
  3. 安全と樹の健康を最優先に、無理な作業は避ける

神社の御神木はお祓いが必要

神社や祠のそばの梅、地域の御神木扱いの木は、自己判断で切らない方がいいです。これは縁起というより、マナーと管理権限の問題ですね。

気になりますよね、ここ。見た目が立派だから御神木、ではないです。

神社の敷地の木でも、管理が神社側なのか、氏子さんなのか、自治体なのか、けっこうケースが分かれます。まずは「誰の管理物か」を確認するのが一番スムーズです。

もし関わりがありそうなら、まずは神社の方や氏子さん、土地の管理者に相談するのが安心。お祓いが必要かどうかも、その場の慣習で変わります。相談しただけで「ちゃんとしてるな」と受け取ってもらえることが多いです。

実際のところ、お祓いをするかどうかより、作業が安全にできるか、周囲に迷惑が出ないか、木の状態がどうかの方が現実のトラブルを防ぎます。高所作業や太枝の伐採は、落下・跳ね返り・巻き込みが起きやすいので、プロに依頼する判断も全然アリです。

注意:境界線付近の木や共有物に近い木は、近隣トラブルになりやすいです。伐採や強剪定を考えるなら、最終的な判断は造園業者や管理者に相談し、自治体のルールや公式情報も確認してください。

ぶっちゃけ、祟りが怖いより、勝手に切って揉める方がダメージ大きいです。だからこそ、御神木っぽいなと思ったら、作業の前に一言相談。これが一番の安心材料になります。

縁起と風水で運気が下がる?

風水や縁起の話って、言い切りが強い情報ほど不安を煽りますよね。でも梅は、本来「松竹梅」の縁起木。寒い時期に花を咲かせる姿から、忍耐・希望の象徴として扱われてきました。

じゃあなぜ運気が下がると言われるかというと、語呂合わせの影響が大きいです。

「実が落ちる=身が落ちる」みたいな話ですね。あとは、梅が薬用に使われた歴史から「病気の家を連想する」みたいな言い方をされることもあります。これ、言われたら気になりますよね。

加えて、風水で鬼門(北東)や方角を気にする文化があって、そこで解釈が割れます。

流派や前提(家相なのか風水なのか、土地の気候まで加味するのか)で言うことが変わるので、「西はダメ」「北東が正解」みたいに断定する情報は、私はあまり鵜呑みにしない派です。

おすすめは、風水を採用するなら「一発の正解」を探すより、手入れができて清潔に保てるかを優先すること。枝が混んで虫が増える、落ち実が腐る、通路を塞ぐ…こういう状態の方が、生活のストレスとして運気に直撃します。

つまり、運気の話を現実に落とすなら「暮らしの快適さ」に変換するのがいちばんです。剪定で明るく風通し良くなると、庭に出る回数も増えて、結果的に家全体が整う。これ、体感としてかなりありますよ。

補足:風水を取り入れるなら、方角の解釈より「剪定・掃除・落ち実処理」を習慣化する方が、体感の満足度が高いことが多いです。

もし「それでも気になる…」なら、梅を切る日を、あなたが落ち着く日に選ぶのがいいです。無理に土用を避ける必要はないけど、気になるなら避ける。

家族が気にするなら、家族の安心も優先する。縁起って、最終的には“気持ちの問題”が大きいので、そこで揉めないのが大事かなと思います。

庭に植えてはいけないと言う理由

庭に植えてはいけないと言われるのは、縁起だけじゃなく、現実的な理由も混ざっています。

たとえば成長が早くて大きくなりやすい、根が広がりやすい、落ちた実の処理が必要、枝が張って隣家にかかりやすい、などですね。

ただし、これは「植えるな」ではなく「設計と管理が必要」という意味合いが強いです。植える場所に余裕を持たせる、樹高を目標にして剪定する、収穫や掃除の導線を作る――これでだいぶ解決します。

特に梅は、花も実も魅力なので、収穫する気がない人ほど落ち実の処理でストレスが出やすいです。逆に「梅仕事するから多少落ちてもOK」なら、デメリットがメリットに変わります。あなたの生活スタイル次第なんですよね。

現場でよくあるのは、枝が隣家の敷地にかかる、道路に張り出す、落ち葉が雨樋に溜まる、実が落ちて滑りそうになる…このあたり。全部、剪定と場所取りでかなり予防できます。

ポイント:地植えは建物や配管から距離を取るのが基本です。距離の目安は環境で変わるので、迷うときは園芸店や造園業者に相談するのが安全ですよ。

梅は、最初から「この高さまで」「この幅まで」とゴールを決めておくと、剪定がラクになります。逆に、伸びるままにしてから慌てて強剪定すると、樹勢が乱れて徒長枝だらけになったり、翌年花が減ったりしやすい。ここ、ほんとにあるあるです。

コンパクトに管理したいなら、私のサイト内の記事も参考にしてみてください。樹高の決め方と年間の剪定リズムをまとめています。狭い庭でも梅の木を小さく育てる高さ管理

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注意:高木化した梅の強剪定や伐採は、落下事故のリスクがあります。安全面も含め、最終的な判断は専門家にご相談ください。

梅の木を切ってはいけない時の剪定

ここからは園芸の実務パートです。梅の木を切ってはいけないと感じる人でも、木を弱らせない範囲でできる「必要な剪定」を、時期と手順に分けてまとめます。

前提として、剪定の正解は1つじゃないです。品種(花梅か実梅か)、樹齢、日当たり、地域の気候で変わります。なのでこの記事は「一般家庭で失敗しにくい考え方」に寄せて話しますね。

剪定しないと花が咲かない実がならない

梅は、剪定しないとすぐダメになるタイプではありません。でも、放置が続くと枝が混み合って、内側が日陰になりやすい。これが花や実の減少につながります。

梅の花芽って、枝の状態や光の当たり方に影響を受けやすいです。

枝が混むと、内側が暗くなって芽が弱る。さらに風が抜けないと湿気がこもり、アブラムシやカイガラムシがつきやすくなります。

害虫が増えると新芽がベタついたり、すす病っぽく汚れたりして、見た目もテンションも下がりますよね。

剪定って、木をいじめる行為に感じる人もいます。

でも実際は、木の内部まで光が届いて、枝が健全に更新されるように整える作業なんです。

だから梅の剪定は「たくさん切る」より、風と光が通る状態を作ることを軸にしています。

放置すると何が困るかって、花や実が減るだけじゃないです。

枝が絡んで折れたり、台風で大きく裂けたり、切り戻しが必要な太枝が増えたりします。

太枝を切るほど切り口が大きくなって、そこから腐朽や病気のリスクが上がることもあります。つまり、放置のツケは、数年後にドカンと来がちなんですよ。

梅を長く楽しみたいなら、寿命や弱りやすいサインも合わせて知っておくと判断がラクです。必要ならこちらもどうぞ。梅の木寿命は何年?平均寿命は

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豆知識:花梅・実梅、樹齢、日当たりで剪定の最適解は変わります。この記事の時期や量は、あくまで一般的な目安として使ってください。

「700点を目指して失敗する」より、「60点で毎年続ける」方が梅は安定します。

初心者の最初のゴールは、枯れ枝・内向き枝・交差枝を減らすだけでも十分。そこから樹の反応を見て、次の年に調整していく。これが一番失敗しにくいです。

剪定時期と土用、お清めの考え方

剪定時期はざっくり「春・夏・冬」の3回に分けると分かりやすいです。梅の木の状態や地域差で前後しますが、一般的な目安としては次のイメージです。

時期の目安目的やること注意点
春(花後)軽い整枝枯れ枝・混み枝の整理、伸びすぎの調整花芽を落としすぎない
夏(収穫後)暴れ枝の抑制徒長枝中心に軽め、込み合い解消切り戻しは控えめ
冬(落葉期)骨格づくり太枝の整理、樹形づくり(強剪定はここ)寒波・凍結日は避ける

春は、花が終わったタイミングで「来年のための整理」をします。

ここでやりすぎると、来年の花芽に響くので軽めが基本。夏は、勢いが出すぎた枝を抑えて、樹形を整える。

冬は、葉が落ちて枝の構造が見えるので、骨格づくりに向いています。太枝を切るなら冬に寄せる方が、樹への負担が読めます。

土用に剪定してはいけない、という言い伝えもあります。

これを「絶対NG」とは捉えず、気になるなら避ければいいくらいの距離感です。科学的に決着がつく話ではないので、あなたが安心できる基準でOK。

ただ、実務的に見ても、季節の変わり目は天候が荒れたり、気温差が大きかったりします。結果的に「無理しない」方向に働くなら、土用を目安にするのもアリかなと思います。

お清めやお祓いも同じで、必要かどうかは気持ちの問題が大きいです。私なら、どうしても気になるときは「塩を少量」「日本酒を少量」「ありがとうって声かけ」くらいで区切りを作ります。

ここで大事なのは、やり方の正しさより、あなたが納得して作業できるかどうか。家族が気にしているなら、家族の安心のためにやるのも全然いいと思いますよ。

注意:強風の日、長雨の日、極端に寒い日(凍結が心配な日)は、切り口が傷みやすいことがあります。天気と気温も見て、無理しないのが正解です。

品種や産地向けの資料にはなりますが、剪定や切り返しを前提にした栽培管理の考え方は、研究機関の資料でも示されています。判断材料として「一次情報」を置いておきますね。(出典:国立研究開発法人農研機構『栽培管理マニュアル』)

花芽を残す切りすぎ注意のコツ

梅の剪定で一番ありがちな失敗が、花芽を落として翌年「咲かない…」になるパターンです。ここ、めちゃくちゃ大事です。

梅は、枝の種類によって花芽のつき方が変わります。

短い枝(短果枝っぽいところ)に花芽がまとまって付くこともあれば、前年に伸びた枝の先端付近に花芽が付きやすいこともあります。

なので「とりあえず先端をバサッと落とす」みたいな剪定は、花芽をまとめて落とす危険が高いです。

一般的に、花芽は丸みがあってぷっくり、葉芽は細く尖り気味。品種や枝の勢いで見え方は変わるので「絶対」ではないですが、目安になります。

見分けに自信がないなら、剪定前に枝先をよく観察して、ぷっくりした芽が多い枝は「残す候補」に入れるのが安全です。

逆に、真上へビュンと伸びた徒長枝は芽が少なかったり、葉芽中心だったりするので、整理しても花への影響が出にくいことがあります。

切るときは芽のすぐ上を斜めにカットして、水が溜まりにくい切り口にします。残す長さは0.5〜1cmくらいが目安ですが、これは枝の太さや位置で変わります。

切り口が芽に近すぎると芽が傷みやすいし、長く残しすぎると枯れ込み(切り口から先が枯れる)が目立つことがあります。だから「芽からちょい上」「切り口はスパッと」の2点を意識しています。

そして、初心者ほどやりがちなのが「スッキリさせたい欲」で切りすぎること。迷った枝は、いったん残して翌年の様子を見るくらいでちょうどいいですよ。

よくやるのは、剪定前に木から少し離れて、スマホで写真を撮る方法です。写真で見ると「どこが混んでるか」「どの枝が暴れてるか」が見えやすい。剪定途中にも何回か撮って、切りすぎそうなら止める。これ、地味だけどかなり効きます。

花芽を守るための3ルール
  1. 短く切り詰める前に、混み枝を間引く
  2. 花芽っぽい芽が多い枝は「残す候補」に入れる
  3. 迷ったら切らずに翌年へ持ち越す

徒長枝を切る剪定方法の基本

徒長枝は、勢いよく真上に伸びる太めの枝で、花芽がつきにくいことが多いです。しかも内側を混ませる原因になりやすいので、剪定の優先度は高め。

まず前提として、徒長枝が出る=悪、ではないです。樹勢があるから伸びるし、剪定の刺激や日当たりの変化で出やすくもなります。

ただ、徒長枝を放置すると、栄養がそっちに流れてバランスが崩れやすい。花や実の枝が弱ったり、樹形が上に暴れたりして管理が難しくなります。

梅の剪定は、長い枝を短くするだけだと枝数が増えすぎて逆に混むことがあります。

不要枝を根元から間引くのを先にやって、必要なら最後に軽く切り戻す、の順で進めます。

徒長枝にも「残して使える徒長枝」と「邪魔な徒長枝」があります。たとえば、将来の骨格(主枝・亜主枝)にしたい位置に出た徒長枝は、角度を調整して活かすこともあります。逆に、内側に向かう、交差する、真上に突き抜ける、こういう枝は切る候補です。

初心者のうちは、活かす判断が難しいので、まずは「内側を混ませる徒長枝」「上に暴れる徒長枝」を整理するだけでOKです。いきなり高度な仕立てを狙うより、毎年少しずつ整える方が結果が安定します。

初心者向けの手順
  1. 枯れ枝・病気っぽい枝を最優先で外す
  2. 内向き枝・交差枝・擦れている枝を間引く
  3. 真上に伸びる徒長枝を整理する
  4. 全体の高さと幅を見て、少しだけ切り戻す

道具は切れ味が命です。剪定バサミ、太枝はノコギリ。使う前後にアルコールなどで軽く消毒しておくと安心です。切れないハサミで潰すように切ると、切り口がボサボサになって治りが悪くなることがあります。

太い枝を切った後は、切り口保護剤(癒合剤)を使うこともありますが、使用は商品説明や専門家の指示を優先してください。樹種や環境によって考え方が分かれる部分なので、「絶対塗れ」「絶対塗るな」みたいな断定は避けた方が安全です。

安全面:脚立作業や太枝の伐採はケガのリスクが上がります。自信がないときは、最終的な判断は造園業者など専門家に相談するのがおすすめです。

徒長枝が毎年すごい量で出るなら、剪定だけで抑えるのは大変です。

肥料が強すぎないか、日当たりの変化で急に樹勢が上がってないか、根元のひこばえが増えてないか。こういう周辺条件も一緒に見ると、翌年の徒長枝が減って楽になりますよ。

梅の木を切ってはいけない/まとめ

梅の木を切ってはいけないと不安になる気持ちは、すごく分かります。迷信や縁起の話が絡むと、なおさらですよね。でも結論は、一般家庭の梅は、正しく剪定すればむしろ元気に育つことが多いです。

「縁起の不安」を「手順」に変えると落ち着く

不安って、頭の中だけでぐるぐるしてると大きくなるんですよね。縁起が気になる人ほど、作業の手順を決めるのがおすすめです。

例えば

  1. 天気の良い日にする
  2. 道具を整える
  3. 枯れ枝から切る
  4. 混み枝を間引く
  5. 切った枝を片付ける

この順にやるだけで、「やるべきことをやった」感が出て、気持ちが整います。

ポイントは3つ
  1. 切らないではなく、切りすぎない
  2. 花芽を意識して、時期は春・夏・冬で使い分け
  3. 迷ったら間引き優先、危険作業はプロに頼る

縁起が気になるなら、お清めや感謝のひと言を添えれば気持ちも整います。

梅は毎年、花と香りと実で楽しませてくれる木なので、「ありがとう」って声をかけるのは、私はすごく良い習慣だと思っています。

やったから運気が上がる、みたいな話じゃなくて、庭に対する態度が変わるんですよ。結果的に手入れも丁寧になって、木もきれいに保てます。

梅の木を切ってはいけないかどうかで迷ったら、「その木が神社や地域の信仰と結びついているか」と「安全に作業できるか」を先に確認してください。ここがクリアなら、あとは樹の健康と暮らしの快適さを優先してOKです。

なお、剪定の適期や剪定量は品種や樹勢、地域の気候で変わります。数値や時期はあくまで一般的な目安として捉えてください。正確な情報は園芸店・自治体・専門機関などの公式情報をご確認のうえ、最終的な判断は専門家にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

A. 一般家庭の庭木としての梅なら、剪定してOKなケースが多いです。
むしろ放置で枝が混むと、花や実が減ったり病害虫が出やすくなったりします。ただし、神社の境内や地域で守ってきた木など「管理者がいる木」は、縁起以前に勝手に切らないのが安全です。

A. 目安は次の3回です。
春(花後)は軽い整枝、夏(収穫後)は徒長枝中心に暴れを抑える、冬(落葉期)は骨格づくりや太枝整理に向きます。地域の気候や品種で前後するので、木の様子と天候も見て調整してください。

A. 言い伝えとして気にする人は多いですが、「絶対NGではなく、気になるなら避ければOK」という距離感をおすすめします。土用は季節の変わり目で天候が荒れやすいこともあるので、結果的に無理をしない判断につながるなら目安として使うのはアリです。

A. 神社の敷地や御神木扱いなら、まずは管理者へ相談するのが先です。
一方で一般家庭の梅なら必須ではなく、気になる場合は感謝の声かけや少量の塩・お酒など、気持ちに区切りがつく方法で十分です。

A. いきなり枝先をバサッと切るのは危険です。
まずは混み枝を間引く→次に必要なら軽く切り戻す、の順がおすすめ。花芽は丸くぷっくり、葉芽は細く尖り気味が目安。迷った枝はいったん残して翌年に回すと失敗しにくいです。

A. 全部切る必要はありません。
内側を混ませる、交差する、真上に突き抜ける徒長枝は整理の候補。将来の骨格にしたい位置の徒長枝は、角度を調整して活かすこともあります。初心者はまず「邪魔な徒長枝」だけを間引くでOKです。

A. 考え方が分かれる部分です。
商品説明や専門家の方針を優先してください。大事なのは、切り口を荒らさず切れ味の良い道具でスパッと切ることと、無理な時期・悪天候(強風、長雨、凍結が心配な日)を避けることです。

A. 1年で戻る場合もありますが、強剪定だと翌年は花が減りやすいです。
翌シーズンは「取り返そう」と切り足さず、樹勢回復を優先して様子見がおすすめ。水切れや根元の踏み固めにも注意し、徒長枝が増えすぎたら夏に軽く整理する程度に留めると安定しやすいです。

A. 強風・長雨・凍結が心配な日など、木にも人にもリスクが高い日は避けましょう。
また、太枝の伐採や高所作業は事故リスクが上がるので、無理せずプロに依頼する判断も大切です。境界線付近の木は近隣トラブル防止のため、事前に確認・相談すると安心です。

A. 迷ったらこの順番が安全です。
①枯れ枝・病気っぽい枝 ②内向き枝・交差枝・擦れ枝 ③内側を混ませる徒長枝 ④最後に高さ・幅を少しだけ調整。間引き優先で進めると切りすぎを防げます。

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